今日は曇りのち雨。
久しぶりに、
まとまった雨となった佐賀市。
気温以上に寒さ。
さて昨日の伊万里行き。
小島古墳の後にこちらへ。
「松浦一酒造」
歴史ある伊万里の酒造所。
ただそれだけではなく・・・・
かなり大きな駐車場。
トイレも立派で、
スロープもあり車椅子でも移動可。
色あせてきたかわいらしい
看板にそって歩くと、
倉庫を通り酒蔵へ。
趣ある構え。
酒屋らしく、
日本酒に関わる数々の品と共に、
こちらを有名にしている、
カッパの数々。
可愛らしいものから、
比較的、新しいものまで(笑)
酒蔵を改装してある事もあり、
広い空間。
照明が上手。
そして最も奥。
鎮座しているのが
河伯(かはく=かっぱ)のミイラ(驚)
見つめる程、
不思議。
私は過去に数回見ているのですが、
いつ見ても不思議な存在感。
その容姿といい、
表情といい、
見つめる先といい。
ちなみに、
このカッパのミイラ。
屋根裏の柱にくくりつけられていた
箱に入っていたとの事。
箱には河伯の文字。
この河伯(かはく)
わが国ではカッパと同一視されていますが、
実際は中国の黄河を氾濫させる神様。
これが日本に伝わった際、
もともと日本各地にあった
川の神様と結びつき河童に。
伝わった時期は6世紀末ごろ。
これは先だっての
小島古墳の造成時期とも重なります。
古きものの伝わり方。
少しでも多く感じたいと。
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