さがの日々

佐賀市で暮らす筆者の主に食に関するブログです

有機JAS認定

今日は雲の多い1日。

夜はかなり冷え込んできた佐賀市

昨日行った「どんどんどんの森 朝市」

私が何を購入したかと言いますと、これを。

ニンジンと大根。

各100円。市場のそれより少々小ぶり。

軽トラのおじいちゃんは、「葉がおいしい」と強調。

「葉もおいしい」と言いたかったと思いますが(笑)

共に有機JAS認定品。

2001年4月に発効した改正JAS法により、

国内で販売する農産物や農産物加工食品に、

「有機」又は「オーガニック」と表示するには、

有機JAS認証機関による認定を取得する義務が課せられました。

写真に見られるマークがその証。

基本的に、

有機栽培とは。

 ・農薬を使わない。

 ・化学肥料は使わない。

 ・肥料を使用する場合は有機肥料のみを使用する。

有機認証とは。

 ・圃場は最低3年以上農薬を使っていない。

 ・有機肥料であっても化学薬品や重金属が含まれないものを使用する。

 ・栽培によって環境を破壊しない。

 ・労働条件を厳守している。

 ・環境・衛生管理の整備。

 ・上記に関する管理プログラムの制定とその実施。

 ・上記に付帯する全ての事項に対する第三認証機関による検査と認証及び年次更新。

となっております。

簡単に要約すると、「手間隙かけて作った野菜」

そしてこの「手間隙」が個人で対応できる範囲を超えている。

さらに認定に相当のお金が掛かる。

「認定」する以上仕方がない面もありますが、

これらが「有機農法」の実際とかけ離れているとの論もあります。

だからと言って「何でもあり」で有機野菜を名乗られても、

消費者は混乱するばかり。

消費者が生産者と直接関わるシステムがない以上、

何らかの取り決めは必要。

ただここ佐賀では、

生産者と消費者が見える形でのシステムが完結できる気も。

結局法律があろうとなかろうと、

やはり顔が見える、声が聞けるという事が大切。

食べ物は「モノ」ではないのですから。

ちなみに我が家のプランター菜園。

ニンジンとほうれん草。

のんびりと育っている様子(笑)

ちなみに隣には白菜があるのですが、

これはまさに「アオムシの巣窟」(爆)

無農薬の証明(大笑)