今日は晴れ。
青い空と白い筋雲。
明るい秋らしい空を感じさせた佐賀市。
今日は9月11日。
世界的には、あの同時多発テロの日。
もう10年。
私の想像を超えていた出来事。
そして3.11より半年。
津波、そして原子力事故と共に。
佐賀絡みでは昨年公開された「映画 悪人」から1年。
今更ながら、ハマっている自分(笑)
結局、劇場で見る事は出来ずDVDで。
もう何度借りた事か(笑)
原作は吉田修一氏著「悪人」
我がブログでは便宜上「小説 悪人」と表記。
もとは朝日新聞連載の新聞小説。
文庫本は210万部以上のベストセラー。
2010年、妻夫木聡さん、深津絵里さん主演で映画化。
物語は、福岡、長崎、そして佐賀が舞台。
ストーリーはかなり重いものですが、
純粋な恋愛映画。
テンポがかなり早く、
小説版、シナリオ版を読んでいないと、
置いて行かれるスピードの速さ。
2時間はあっという間。
その点、映画らしいと言えば映画らしい作品。
物語の主題について私の思う所は、
この先、「小説 悪人」として書いてみたいと思いますので、
今回は「映画 悪人」
文章が映像化されると説得力が増す。
原作はかなり細かな風景描写。
佐賀県内でもそれに基づき数々のロケ。
駅前でも、2人の出会うシーン。
妻夫木さんと深津さんの表情。
そして脇を固める俳優陣の表情。
その表情が印象的な恋愛映画。
今更ですが、ぜひ。
今日のニュース。
子ども内部被ばく心配」
政治家同士でぐたぐた言っている場合ではなく、
現実は常に動き、
政治に頼れない現地の方々は自ら行動。
幼い子がいる身として、現地に切なさ。
政治と共に、
大手マスコミの報道姿勢にも大きな疑問。
映画 悪人
監督:李相日
原作:吉田修一
脚本:吉田修一 、李相日
撮影:笠松則道
美術:種田陽平
音楽:久石譲
初公開年月:2010年9月
上映時間:139分
配給:東宝