今日は雨から曇り。
日中は10℃前後で風が強く寒さを感じた1日。
寒さが戻りつつある佐賀市。
明日は雪の予報。
昨日の「観世音寺」
その帰りにこちらへ。
「かなで食堂」
昨年6月に開店した同店。
白を基調とした店舗前には、囲む様に駐車場。
店内はカウンターと小上がり。
印象的なのが手書きの説明文。
印刷された壁紙で説明するコンサル系とは対照的。
2ヶ月分の人気ランキングや、
濃厚の定義等手書きで表示され「想い」が伝わる感大。
さらにメニュー裏にはアレルギー表示。
ラーメン店で初見。
また食べ終えた客の食器を片付ける際、
机上をアルコール消毒。
これまた初めて。
かなり行き届いている飲食店としての基本。
それも自然に。
かなりの心地よさ。
でメニュー。
かなり豊富。
ラーメン系にイラスト玉子。
後から貼られている点、あまりに正直。
基本と思われる「濃厚とんこつラーメン」
とろりとした茶色のスープ。
豚骨を煮続けた濃密さ。
佐賀の幸陽閣を越し、小倉の魁龍を思い起こす程。
しかし粉っぽさと脂感はまるでなく、
味わえる濃密豚骨。
具材は、煮玉子、ネギそして大振りなチャーシュウ。
チャーシュウは柔らかく程よい味付け。
味付け煮玉子は私には余計なものですが、
全体的に味付けが押さえられている点、好印象。
また机上には、プーアール茶。
自ら薄めるよう濃縮液。
ちょい濃いめに水で割ると、これが濃厚スープによく合う。
ただ容器がいかにも「ラーメンのタレ」
少々再考が必要かと。
帰りがけレジ横には、
プーアール茶一回分が小容器入りで置いてあったり、
スタンプ券を頂けたり。
細かな部分がしっかりしていてラーメンも個性的。
店主さんひとりで切り盛りされていましたが、
その人柄が感じられ久々に期待大なお店。
また必ず。
今日想った事。
今日は「北方領土の日」
正直に言えば、
ぴんとこない方の方が多いと思いますし、
北方領土を全部言える方も少ない気が。
私は札幌に住んでいた時期、
あまりにも近い距離で驚いた記憶。
距離的に近いからとはいえ、
「日本固有の領土」とならなかった事は、
戦後の様々な状況を考えれば、
致し方ない面もあると思っています。
ただ忘れては行けない事は、
ここは日本の領土だと言う事。
実際はどうであれ、その事実は忘れてはならないと。
しかし月日の流れとともに、
忘れゆく記憶と想い。
あの日からそろそろ1年を迎えようとする今、
この時代を生きる人として、
やはりあの日は忘れてはならない事。
私は未だに、
田畑を覆う津波。
夜、燃える気仙沼。
そして水蒸気爆発の濃い煙が焼き付いています。
ラーメン かなで食堂
濃厚とんこつラーメン 580円
福岡県春日市須玖南1-182
092-558-8727
11:00~22:30
火曜日定休