今日も天候不順。
昨日と同様、8:00前後から激しい雨。
雷もなり午前中はかなりの雨量。
午後からは比較的おとなしくなった今日の雨。
そろそろ飽きて来た雨の佐賀市。
今日は仕事が休み。
梅雨時期の花と言えばあじさい。
と言う事でこちらへ。
霧の中で、まるで明かりのような数々のあじさい。
2000株以上あるといわれ、
この集落のご老人方が手入れをされているとの事。
この集落の「日本らしい風景」
木々の緑とあじさいの鮮やかさ。
白い霧に包まれ幻想的。
この日本らしい風景を残す白木地区を含む脊振には、
なかなか興味深い地名が点在。
「ヅーベッド山」
カタカナ表記の山は九州では大変珍しいですが、
以前住んでいた北海道では土地名としてかなり多い印象。
北海道の場合は、アイヌの言葉がその理由であり、
ここ「ヅーベット」も川に関わるアイヌ語由来との説。
さらに「脊振」その名の由来。
百済滅亡までその首都の古名が所夫里(そふり)
そのソフリと言う言葉がソウルに繋がったとの説があり、
ソフリが転化し「せぶり」との説も。
この白木地区も「新羅」との関連説。
古き韓半島との繋がり。
近隣地区には「鳥羽院」
後鳥羽上皇伝説の残る土地。
何気に歴史深い脊振。
今日想った事。
霧に沈む田畑を見ながら、
あの日にに流れた「放射能」も、
このように田畑を覆ったのだろうなと。
かの地でも、大勢の方々がその土地と共に生き、
土地の伝統を守り受け継いでいた事と。
ひとつの事故で、土地を追われる。
そしておそらく戻っては来られない場所もある。
なぜそれでも減らそうと言わないのか。
これほどまで多くの原子力発電所は必要ないはず。