さがの日々

佐賀市で暮らす筆者の主に食に関するブログです

奴国の丘歴史資料館

今日は曇り。

時折みぞれまじりの寒い1日。

夕方は薄い青空を見られた佐賀市

明日は雪の予報。

今日は仕事が休み。

以前から気になっていたこちらへ。

奴国の丘歴史資料館

私が心を寄せる「九州王朝説」

これを提唱された古田武彦氏が邪馬壹国(邪馬台国)の地。

そう語る中心地。

特徴的なのは、ふたつの天文台の様なドーム。

この中には甕棺墓が発掘当時のまま再現。

また公園内には、

離れた場所で発見されたという須玖岡本遺跡の王墓。

そこから移設された上石も見る事が出来ます。

この石の下に甕棺が収められ、

鏡や銅剣、勾玉という

いわゆる三種の神器が見つかったとの事。

そしてこの王こそ、有名な金印。

そこに刻まれた「漢委奴国王」

その金印を授けられた奴国の王からさらに数代前の王。

そう説明。

ちなみに古田氏は、

金印は国を束ねる王に渡される物であり、

奴国という一国に渡される物ではない。

そう解釈。

それはともかく、一番驚くのは、この施設の周辺環境。

全て住宅地。

案内表示版がなければ、絶対行き着けない程の住宅地。

この地が奴国の首都であろうと、

邪馬壹国(邪馬台国)の地であろうと、

今後、考古学的発見はあり得ない。

そう改めて感じさせられた冷たい風吹く古代の遺跡。


今日想った事。

帰りの車のラジオからこのニュース。

阪神大震災18年、希望の灯りで「3・11」も

もう18年。

当時私は静岡に住んでいましたが、

朝のニュースで見た倒れた高速道路がかなりの衝撃。

そして東日本大震災

少しずつ大きくなって来ている自然災害。

忘れない事。

そして備える事。


春日市奴国の丘歴史資料館

福岡県春日市岡本3-57

092-501-1144(春日市教育委員会 文化財課)

第3火曜日、年末年始休館

無料