さがの日々

佐賀市で暮らす筆者の主に食に関するブログです

キアゲハの幼虫

今日は曇り。

時間と共に雲が流れ、夕方には青空。

蒸し暑い、梅雨時らしい佐賀市

ここ数年、細々ながら家庭菜園。

昨年、家庭菜園以上に気合いが入ったのが、キアゲハの羽化。

かなりの感動

しかしながら、

羽化する瞬間を見る事が出来ず心残り。

と言う事で、今年はキアゲハを最初から。

キアゲハの好きなパセリ。

キアゲハの為だけに(笑)

ふ化しそうな模様の見える卵。

元気にパセリをはむはむしている幼虫。

かなり大きな幼虫も。

これがまたよくパセリを食べる、食べる(笑)

その為、わざわざさらに2株パセリ苗を購入。

キアゲハの為だけに(笑)

そしてよくよく見ていると、

ふ化したての幼虫を発見。

感動。

その後、自らの殻をぱくぱく。

うむむ、謎。


今日想った事。

なぜ自らの卵の殻を食べるのか。

そもそもキアゲハはセリ科の植物しか食べない。

ちなみに良く似ているアゲハはみかん科の葉しか食べない。

アゲハがセリ科の植物、ニンジンやパセリの葉を食べる事はない。

絶対に。

それが共に生まれ出た最初に自らの卵の殻を食べる(食べない個体もいる)

食草(食べる草)の上に産みつけられながら。

何よりも先に。

なぜか。

弱すぎる出生直後。

生まれた場所を隠す為、

また初期の栄養補給との見解もあるようですが、

よく分かっていないとの事。

殻を完食するのに約1時間。

その後3〜4時間、その側で休憩。

おそらく真実はもっと哲学的。

愛らしくくにゅっと身体を曲げながら、

頭の中は、おそらく哲学(笑)