今日は曇り空。
比較的過ごしやすかった佐賀市。
今日の仕事終わりはこちら。
「蒙古襲来」
昨年12月に発売された新刊。
佐賀県立図書館より拝借。
1度目が文永の役(ぶんえいのえき)、
2度目は弘安の役(こうあんのえき)と呼ばれる蒙古襲来。
モンゴル帝国による日本侵攻。
元寇の役(げんこうのえき)と習ったような記憶も。
うっすらと覚えていたのは、
蒙古軍が破竹の勢いで北部九州を占領したが、
神風が吹き、一夜にして退却したという話。
それも2度。
そんなはずはなかろうとするのが、
こちらの本。
図は蒙古襲来絵詞(もうこしゅうらいえことば)九州大学図書館サイト
ちなみに上記、蒙古襲来絵詞には、
本編にある通り、
台風だと思われる神風の描写はなし。
もともとの知識がありませんので、
本編で述べられている実証話は難しすぎましたが、
結びで述べられた、
「科学・出版の力によって
神風の政治利用を阻んでいく」
との言葉には、賛同。
過去を学ぶ必要をさらに。
蒙古襲来
服部英雄:著
山川出版社(2400円税別)