今日は曇り。
弱い雨が降ったり止んだり。
10℃を越す気温ながら、
風が強く寒さを感じた佐賀市。
早くも2月終盤。
今日の仕事終わりはこちら。
「エクス・マキナ」
2016年公開の、
人工知能を主題としたSF映画。
ちなにみ佐賀では未公開。
映画版「わたしを離さないで」
こちらでの脚本家、
アレックス・ガーランド氏初監督作品。
Googleの描く未来と言う暗喩。
AIに力を注ぐ各企業の暗喩。
それらもあるでしょうが、
私が最も感じたのは、
保存時代。
ハードディスク、SSD、クラウド、
それらを通じた保存時代。
映像、言語、態度。
それらが完璧に保存されると、
人は嘘がつけなくなる。
人を困らす嘘はいけませんが、
人を円滑にする嘘はある程度必要。
それが出来なくなる、
「正論」時代に。
人を信じるには、
知らない方が良い事が多い。
そんな気が。
さて、
エクス・マキナ。
現代版、ブレードランナー。
心を持った人工物。
それとの恋愛。
そして悲劇。
このAva(エヴァ)
非常に斬新な造形。
役者さんはスウェーデン出身
アリシア・ヴィキャンデル氏(Alicia Vikander)
瞳の動かし方が上手。
人の心に付け入る前と後で、
瞳の力が違う。
テンポ良く、
ストーリーの意味を
様々に考えさせられながら、
最後はB級。
結局、
AIが人を出し抜く。
その未来は、
こんな分かり易い話ではなく、
知らず知らず に我々の側に。
検索エンジンの見ている先。
我々が日々、
打ち込んでいる数々の情報。
そして今のAIの状況。
週末は少々勉強(笑)
エクス・マキナ
アレックス・ガーランド監督
フィルム4プロダクションズ
DNAフィルムズ