佐賀市神野西の紡績通りに店を構えて二十二年。
特製のこだわりスープと手作りチャーシューを売り物に、
ふうふふたりでまも夫婦二人で伝統の赤のれんを守ってきた。
屋号「栄好軒」の由来は娘さん(栄子さん)と奥さん(幸子さん)の名前にあるとか。
自慢のスープは鶏と豚をじっくり煮込んだ本格派。
豚骨特有のコクはそのままに、さっぱりした口当たりが評判だ。
三つの釜で濃度を一定に保ち、客のリクエストに応じて塩加減をするという心配りがいい。
野菜ラーメンを手始めに、チャンポン、みそラーメン、カレーと徐々にメニューの幅を広げてきた。
奥さんが腕を振るう焼きそばも、出前を中心に根強い人気を誇っているそうだ。
周辺では、道路拡張の計画も進んでいるが、二人は「半分に削ってでも、できる限りは続けるつもり」と店への愛着を語る。
↑佐賀軒の中華麺より。
ほんと思い出の店です。よく通っていました。
駐車場が店舗前の2・3台分しかなかったので、困りましたが、
当時ビートというちっちゃな車に乗っていたのでまだなんとかなっていました。
昼は近所のサラリーマン。
夜はタクシーの運転手さんなんかで混んでいましたね。
歩きのお客さんも多かったです。駅も近いし。
おばぁちゃんなんかも食べたりしていましたね。
あのあたり商店街だったですよね、昔は。
1番思い出に残っているのは、
帰りに暖簾をくぐり、外に出て行くまで奥さんが頭を下げていたことです。
あれからずいぶん月日が流れ、
拡張工事も終わりに近づいているようです。
栄好軒
佐賀市神野西1-1-26
0952-26-6378
11時~15時
17時~21時半
日曜日休