今日は曇り。
夜半より雨が降りだした佐賀市。
気温は高く春の様相。
今日は仕事が休み。
でこちらへ。
福岡市美術館で開催中の同展。
イタリア北西部の都市トリノ。
そこにあるトリノ・エジプト博物館。
1824年の博物館設立以来、
館内ですら動かされたことがない作品を含む、
選りすぐりの名品約120点が日本初公開。
と言う事で古代エジプト文化の一端が福岡へ。
平日のお昼時と言うのにかなりのお客さん。
展示品がかなり多いのですが、
各展示品の前には必ず数名の方が。
どちらかと言えばご年配の方が多く感じましたが、
20代前後の若い方々もかなりの数。
会場は照明が印象的。
トリノ・エジプト博物館での展示方法がそうらしいのですが、
照明の当て方が展示物というより、
美術品としての価値を強く印象付けていました。
その展示品は、
大きな石像から、小さなアクセサリーまで魅力的。
半獣身の像には異文化の香り。
特に私には彩色木棺(ミイラを入れているお棺)や、
ステラと呼ばれる石碑やに刻まれた文字、
ヒエログリフが印象的に。
簡単に表現すれば絵文字なのでしょうが、
これがきれいに彫りこまれている。
そしてその一部には彩色。この色見がまた不思議。
これらが今、ここにあるまでの歳月を考えると、
文字の意味以上に意味があるものだと感嘆。
まさしく芸術。
3月7日(日)までの開催。
行けるものならもう一度。
トリノ・エジプト展
福岡市美術館 特別展示室A
一般 1300円
高校・大学生 1000円
小・中学生 600円
092-714-6051
9:30~17:30
月曜休館