今日は曇り。
白い空に覆われた佐賀市。
今日はこちらまで。
「若津港導流堤」
筑後川デ・レーケ堤とも呼ばれる、
川の中の石積みの道。
ただただ壮観。
筑後川の大きさとその石積みの道に。
これは北向き、遠くに昇開橋が見られます。
道と書きましたが、
これは道ではなく、土砂の堆積を防ぎ、
航路が埋まらないようにする導流堤(どうりゅうてい)
立っている棒は、
満潮時、この堤の位置を知らせる物との事。
干満の差が激しい有明海。
満潮時は水の下。
こちらは南向き、海へと続く長い道。
今から120年前に、
彼がこの工事を手がけ「デ・レーケ堤」とも。
筑後川河口に溜まる土砂を少なくし、
航路を確保するには川の流れを速め土砂を海に流すこと。
それを実現するために、
デレーケは川の真ん中に導流堤を築く事に。
約6キロ続くという石積み。
これが今でも残っていると言う事に驚くと同時に、
環境に配慮した土木工事もあるのだなと関心。
「コンクリートから人へ」
見習って頂きたい過去からの遺産。