さがの日々

佐賀市で暮らす筆者の主に食に関するブログです

若津港導流堤

今日は曇り。

白い空に覆われた佐賀市

今日はこちらまで。

「若津港導流堤」

筑後川デ・レーケ堤とも呼ばれる、

川の中の石積みの道。

ただただ壮観。

筑後川の大きさとその石積みの道に。

これは北向き、遠くに昇開橋が見られます。

道と書きましたが、

これは道ではなく、土砂の堆積を防ぎ、

航路が埋まらないようにする導流堤(どうりゅうてい)

立っている棒は、

満潮時、この堤の位置を知らせる物との事。

干満の差が激しい有明海

満潮時は水の下。

こちらは南向き、海へと続く長い道。

今から120年前に、

明治政府が招いたオランダ人技師ヨハネス・デ・レーケ。

彼がこの工事を手がけ「デ・レーケ堤」とも。

筑後川河口に溜まる土砂を少なくし、

航路を確保するには川の流れを速め土砂を海に流すこと。

それを実現するために、

デレーケは川の真ん中に導流堤を築く事に。

約6キロ続くという石積み。

これが今でも残っていると言う事に驚くと同時に、

環境に配慮した土木工事もあるのだなと関心。

「コンクリートから人へ」

見習って頂きたい過去からの遺産。