さがの日々

佐賀市で暮らす筆者の主に食に関するブログです

田川市石炭・歴史博物館

今日も雲の多い1日。

ただ時折さす日差しは強め。

それでも気温は上がらず涼しかった佐賀市

今日は仕事が休みでこちらへ。

田川市石炭・歴史博物館

先だって大牟田荒尾市にまたがる三井三池炭鉱を見学。

今回は、筑豊炭田の1つのこちらを。

大変広々とした公園。

敷地内には遊具もあり、家族連れの姿も。

また高台にあり涼しい風と共に街を一望。

非常に大きな2本煙突。

さらに伊田竪坑櫓。

博物館はかなり充実した内容。

第1展示場は、石炭とはから坑道ジオラマ、

井田川伊田坑の模型などが展示。

各所に動画での紹介もあり分かりやすく、

かつ当時をしのばせる道具も大変良い状態できれいに展示。

こちらは屋外展示場に繋がっており、

各大型機器や機関車さらに炭鉱住宅を再現。

この住宅、なかなか良い雰囲気(笑)

少々マネキンが今過ぎますが(苦笑)

2階は第2展示室として絵画や文学作品。

かなり重い雰囲気。

隣の第3展示室は鏡や土偶等古代から近代までの文化遺産展示。

見学料が大人210円と言う事を考えても、

大変充実した博物館。

その性格上積極的に展示物が変るものではないでしょうし、

存在する事に意味があると思います。

公園内に、炭坑節発祥の地の碑。

三井三池炭坑の事を書いた際、

炭坑節の煙突との表現を使いましたが、

公式にはこちらが元祖と言う事になっているそうです。

私も「三池炭坑の上に出たぁ~」と歌って踊ってましたが、

正しくは「三井炭坑の~」との事で歌詞の煙突とは、

この2本煙突との事。

まぁ炭坑節そのものは、

様々な場所で歌われ歌詞もその土地で変化があり、

その内容はともかくあのメロディーと節回しは心に響くものがあります。

今回初めて田川に行ったのですが、

何より1番印象的だったのはこの山。

香春山。

良質な石灰岩の採掘場との事で、

現在でも削られ続けられている様子。

黒い石炭と白い石灰岩

削られた山を見て、

地面を掘り続けた歴史を感じさせられました。


田川市石炭・歴史博物館

大人    210円

高校生    100円

小・中学生  50円

福岡県田川市大字伊田2734番地の1

0947-44-5745

9:30~17:30(入館は17:00)

毎月曜日(毎月第3日曜日の翌日を除く)及び第3日曜日

国民の祝日及び休日の翌日(翌日が日曜日又は休館日にあたるときは、その翌々日)

年末年始(12月29日~1月3日)定休日