さがの日々

佐賀市で暮らす筆者の主に食に関するブログです

おつぼ山神籠石

今日は曇り。

メタリックな白い雲に覆われた佐賀市

気温は高めで、

夜になっても10℃程。

春の訪れを感じさせる2月下旬。

今日は仕事が休み。

子供達はうちのとお出かけ。

と言う事で一路武雄を目指して。

「おつぼ山神籠石」

「こうごいし」と読みます。

久留米は高良山大社内にある石組みが

「神籠石」として紹介され、

広く知られる事となったそうで、

その場所と名前から、

神聖な霊域を示すとの意見と、

城郭であるという意見に分かれ激論。

結局この「おつぼ山神籠石」の発掘調査で、

「城郭」との結論に。

ただ造成時期、造成者は分かっていないとの事で、

古代山城と規定されていますが、まだまだ謎多い遺跡。

日本書紀古事記に記載がまったくないとの事で、

同じく記載のない太宰府造営と共に

大和王朝以外の勢力が関連しているのでは。

という事が以前紹介した「九州王朝説」に。

道のすぐ横に看板と小さな駐車場。

手入れの届いていない竹やぶの奥を歩いて行くと、

この神籠石。

第一水門ということでこの穴が水門な様子。

今回は時間の都合で行けませんでしたが、

別の場所には、立派な列石があるとの事で、

再度訪問。

ただひとつ心配なのは、

どうみてもこの遺跡が「崩れている」事。

かなり心配。


おつぼ山神籠石

佐賀県武雄市橘町小野原

無料 

駐車場あり