今日は薄曇り。
夕方前には軽く雨も降った佐賀市。
それでも引き続き暖かな日中。
そして暖かな夜。
今日の仕事終わりはこちらまで。
私はどうもこのお祭りが心から離れず。
特にこの宵山が。
仕事が終わり着の身着のまま唐津まで。
例年になく暖かな宵山。
動く芸術品とはまさしくこの事。
明かりの灯った一番曳山 赤獅子(刀町)
曳山展示場から出された二番曳山 青獅子(中町)
共にこの後、「エンヤ、エンヤ」の大合唱。
そして巡行。
地元中町で喝采を浴びる青獅子
こちらは、十二番曳山 珠取獅子(京町)
と向き合う青獅子。
明日からは残念ながら仕事。
ただ今年も宵山が見られて満足。
今日思った事。
宵山。
露店が多い事もあり、
若い人達の姿が大変多い感。
どこを見ても人・人・人。
そしてどこを見ても幸せそう。
友達同士、家族同士、恋人同士。
そして誰よりも曳子さん達の笑顔。
唐津に向かう前に聞いたニュース。
テレビニュースは緊急特番でも組んでいるかと思えば、
芸能人のくだらない内輪話。
ラジオでも何ら変わらないいつもの番組。
夜のテレビニュースでは、
それとなく触れられていましたが、
一般市民にも分かるような内容の濃い「解説」はなし。
福島第一原子力発電所の状況は、
報道されている以上に不安定。
事態の底はまだ先か。
そしてそれは、
ここ佐賀そして唐津にもいつか降り掛かる事態。
これだけの人が集まり祭りを楽しむ。
小さな子供さんが「えんやぁえんやぁ」と囃し立てる。
小さな子供さんが目を丸くして曳山を見上げる。
その小さな喜び、驚きが絶える危険がある。
さらに有事に国は県民を守ってはくれない。
やはり原子力発電は「悪」