今日は曇り。
白い雲に覆われた佐賀市。
昼時になっても気温は上がらず。
寒さを感じた1日。
今日は仕事が休み。
でこちらへ。
十数年ぶりに映画館へ映画を。
十数年前までは、
佐賀市で映画と言えばこの界隈。
しかしながら数々の地方都市の例に漏れず、
続々と誕生した郊外型シネコン圧され全て閉館。
しかしなが4年程前に、
閉館したセントラルプラザ3階にこちらがオープン。
ちなみに1階は居酒屋、2階はカラオケ店。
「シエマ」とはスペイン語で「空」の意「シエロ」と、
映画の「シネマ」を合わせてた造語。
館内はカフェも併設されたおしゃれな空間。
昔の言葉で言えば、「名画座」
ちょっと前の言葉では、
「ミニシアター(大手映画会社に属さない単館系映画館)」
佐賀でこのような映画館は大変貴重。
今日思った事。
シエマで見た映画はこちら。
「チェルノブイリ・ハート」
先だってこちらの映画の紹介本を図書館で借りましたが、
映画は2003年公開。
それから16年後の2002年のベラルーシ共和国でのドキュメント。
タイトルの「チェルノブイリハート」とは、
放射能等の影響で、
主に心臓に大きな欠損を持った子供達の事。
重く暗澹たる気持ち。
映像そのものではなく、
物語のテーマでもなく、
チェルノブイリ後を生きる、
全ての人たちの暮らしにではなく。
今と重ね合わせて。
生み出され残りゆく放射能に対して、
人の力はあまりにも無力。
科学技術、医療、政治体制、思想、制度。
何であれ人の作りしものは放射能に対して無力。
私は神も仏も信じていない不届き者。
この世の中でもし、絶対的絶望を
どうにかしてくれる存在があるのならば、
ただただ祈るしかない。
祈るしかないと。
チェルノブイリ・ハート
1200円(モーニングショー割引)
THEATER CIEMA[シアター シエマ]
0952-27-5116
一般 1700円
大・高生 1500円
小・中学生 1000円
幼児(3-6歳) 900円
シニア(60歳-) 1000円