今日は曇り。
白と灰色の雲に覆われた佐賀市。
夕方からは所により雨。
季節の変わり目。
今日は仕事が休み。
この夏2本目の映画。
1本目は息子くんと共に仮面ライダーフォーゼ(笑)
「プロメテウス」
印象的なキャッチコピー「人類の起源」
さらに忘れられないSF映画のひとつ「エイリアン」
こちらのプロローグとの事でなおさら興味。
無論監督はオリジナルと同じリドリースコット氏。
初めて入る「109シネマズ佐賀」
ロービーも広々、館内廊下も広々。
照明も今風で「映画は特別」
そんな雰囲気。
映画の詳しい内容は控えますが、
何より「映像美」
全般硬質に感じる色使いが秀逸。
特に前半の大河の描写。
後半飛び立ちそして落ちる宇宙船の描写。
そして雲の描写。
大画面デジタルの良さが前面。
そのデジタル画像らしさと共に、
異星の風景と地球の風景。
人間臭い宇宙船クルー達とクールなロボットクルー。
様々な感情あらわな人間達と暴力のみな異星人。
その対比も見事。
ただ「人類の起源」
そこまで壮大な話ではなく、
オリジナルエイリアンで私が最も気になっていた、
スペースジョッキーの秘密が何となく分かった程度の話。
それも少々腑に落ちない形で。
さらにラストはいかがなものか。
「エイリアン」
そのシリーズだと思うと少々残念。
ストーリーがシンプルだったオリジナルエイリアンと比して、
全体的に詰め込み過ぎている印象も拭えず、
テンポの良さに助けられたものの消化不足。
ただ別の物語だと思えばこの先も期待大。
公開期間終盤にもう一度見に行きこうと。
今日想った事。
映画で印象的だった「我々は間違っていた」
古代人が残した壁画が全て同じ星を指している。
だからそこが我々人類の故郷。
そこには我々の創造主がいるはず。
いたのは殺戮者だったわけですが。
そこで思ったのが、
我々が信じている「天国・神の国・パラダイス・極楽」
呼び方はどれでも良いのですが、
いわゆる死後に行く世界。
それも良い事をした者が。
我を信ずればすばらしい世界に行けると説く全ての宗教。
国家を信じていれば間違いはなく平穏無事そう話す政府。
その全てが指し示す方向は、ひょっとしたら間違いではないか。
バラ色の未来。
それは、そこにはないのではないか。
そんな気が。
プロメテウス
1800円(一般)
0952-25-0170
字幕: 11:25 14:05 18:50 21:30
吹き替え: 10:30 13:10 17:40