さがの日々

佐賀市で暮らす筆者の主に食に関するブログです

夏の特別企画展『飛び出せ!宇宙へ!』

今日も曇り。

かなり厚い雲に覆われ時折雨。

天候不順な佐賀市

今日は仕事が休み。

夏休み最後のイベントとしてこちらまで。

佐賀県立宇宙科学館

宇宙科学館となっているものの、

科学全般について学べる公共施設。

特に佐賀県内出土の化石に関しては、

県立博物館より多く分かりやすい展示。

また定期的に企画展が開かれており、

日本のロケット開発の父 糸川英夫博士生誕100年、

アポロ計画が終了して40年にあたる今年は「宇宙展」

 

目玉のひとつは「月の石」

キラキラしている粒が印象的。

もうひとつは「Bion 9号」

これは旧ソビエトで打ち上げられた生物学実験衛星。

それの回収カプセル。

この中にはアカゲザル2匹、実験用ネズミ10匹、両生類、

魚類、昆虫、ミミズ、植物等が研究のために搭載され、

回収されたとの事。

実物が持つ重量感。

さらに触る事が出る為、

大気圏に突入した実感も伝わるカプセル。

そしてこちら。

ペンシルロケット

シンプル。

日本らしさ。

こんなに小さかったのかと改めて。

常設展示で面白かったもの。

フライドチキンで作る鶏の骨格標本

その発想に笑。

また夏休み中の開催らしく、「自由研究道場

12個の中からひとつ選びそれを製作。

制作費100円。

材料も道具も全て用意されておりお気楽。

特別混んでいる訳でもなく、

それぞれ材料がかなりしっかりしており、

100円以上の価値を感じる工作教室。

息子くんが選んだ物は「トレイヒコーキ」

これがよく飛ぶ(笑)

前回の恐竜展に比べ少々物足りなさが残るものの、

宇宙開発を日本もがんばっているんだと分かる展示の数々。

いつか種子島での打ち上げを見てみたいなぁと。

小学生の頃は宇宙に行くのが夢でしたが、

今では見に行く事すら夢・・・・・

写真は息子くんが選んだクッキー。

いつか星へ。

私は無理でも。

今日想った事。

会場の主は「アポロ計画」

60年代から70年代。

宇宙探査は月の時代。

今、その矛先は「火星」

NASAのサイト」では日々新たな写真が。

まさしく異星の風景。

星に生と死があるのなら、おそらく火星は死んだ星。

だからこそ、矢継ぎ早に探査機を飛ばすのか。

死んだ星はどうなるのか。

そして何があるのか。

10年後の佐賀県立宇宙科学館で、

どのような「宇宙展」が開かれているのか大変興味。

その頃の我が国。

そして地球にそれ程の余裕があれば・・・の話。


夏の特別企画展『飛び出せ!宇宙へ!』

2012年7月14日(土)~9月17日(日)

常設展示観覧料 大人500円・高校生300円・小中学生200円・幼児100円(4歳以上)

開催期間夏休み期間(7/21~8/31) 9:15~19:00

              平日9:15~17:15

             土日祝9:15~18:00

開催期間中休館日:7/17・9/3~9/7・9/10 夏休み期間は休館日なし