さがの日々

佐賀市で暮らす筆者の主に食に関するブログです

英龍軒

今日は雲が多く白んだ青空。

朝方はかなり冷え込んでいる佐賀市

ここ最近、雨が降らず非常に乾燥。

今日の仕事終わりはこちら。

「英龍軒」

時代を感じさせる趣ある外観。

提灯が灯るとなおさら。

店内も同様。

使い込まれた長いカウンター。

店内を囲む巨人軍、そして原監督の写真と記事。

お店のご主人が原監督のお父さん、原貢氏とご親戚との事。

メニューはラーメン中心。

価格が平成価格なのが残念なものの特徴的なのが「カレー」

ラーメンとカレーで思い浮かぶのは上峰の「金星」程度。

珍しい組み合わせ。

過去にラーメンは食した事があるもののカレーは未食。

と言う事でラーメンとミニカレーのAセット 800円

「お客さんを待たせない」為に作られたというカレー。

その通り先に登場。

その前に「カレーが先でよかですか」と奥さん。

何気ないさがらしさ。

英龍軒のシャープな文字と共にコップに水。

その中にスプーンとはかなり久しぶりに見た風景。

まさしく昭和。

それも「作られたレトロ」ではなく生き残り。

カレーもリアル昭和。

混じりっけのない家庭の味。

メインのラーメンも遠い昔を今に残す感。

癖と言いますか香り立つ豚骨。

麺が意外に細い。

こちらも後継者のいない滋味系。

いつかはなくなるこの空間。

かなり少なくなった昭和的風景と同じく。


今日想った事。

鎮魂一面 ヒガンバナ目標6万6000本達成

先の大戦で亡くなった方々と同じ数の彼岸花

心に残る美しさ。

死した人々と重なり。

敗戦で終わった先の大戦とは異なり、

福島では見えない敵との戦争。

実際の放射能数値だけではない人々に植え付けられた不安。

いつ果てるかもしれない呪い。

なぜこのような困難。

苦難、労苦、不幸。

言葉はどれでも良いですが、

どうしようもない悲しみがあるのか。

なぜ罪もない人々が苦しまなければならないのか。


英龍軒

Aセット 800円

佐賀市本庄町大字本庄1266-4

0952-24-4780

11:00~21:00

第1・第3火曜日定休