さがの日々

佐賀市で暮らす筆者の主に食に関するブログです

鳥栖市 装飾古墳石室一般公開 ヒャーガンサン古墳

今日は雲が多いながら、

青空も見られた佐賀市

陽が出ればかなりの暖かさ。

夜になり次第に寒さ。

明日から冷え込む予報。

昨日、田代太田古墳の後にこちらへ。

「ヒャーガンサン古墳

鳥栖プレミアム。アウトレットの近くに位置する、

非常に変わった名称の古墳

名の由来は「灰岩山」「拝願山」がなまったものとの説や、

この場にあった木を切り倒した所、

足腰が立たなくなり這う事しか出来なくなった事から、

「這わせる神様 ハウ・カンサン」との説があるとの事。

田代太田古墳より数十年後に作られたと思われる同古墳

こちらは、もともとあった場所より移設された装飾古墳

近隣は公園として整備され広い駐車場やトイレ、遊具も。

出入り口に受付。その後簡単な説明の後に中へ。

驚く事にガラス窓や温度湿度等を調整する設備がなく、

直で見られる室内。

かなり広く移設の際に、

遺体を納める後室(玄室)へつながる通路に当たる羨道(せんどう)

これを再現せず四角い見学スペースとしたとの事。

田代太田古墳以上に淡い色彩。

3つの円がかろうじて分かる程度。

室内で係の方が照明を消してくれるとなんとか確認。

こちらもまた写真撮影可。

中央の円。

その中の十字が何となく新鮮。

再現された図を見ると全部で4っの赤い円。

元々これしか描かれていなかったのなら、

これはこれで特徴的。

あまりにもシンプル。

そして意味を計りかねる配置と大きさ。

おそらく他にも描かれていた何かがあったはず。

年長さんの息子くんは、

「人の顔に見えるなぁ」と申していましたが、

個人的には2010年に訪問した「チブサン古墳

このイメージと重なる印象。

そしてこちらは、茨城県ひたちなか市虎塚古墳(とらづかこふん)

とにかく、消えゆく過去の記憶。

大切な遺跡として今後とも十分な保存。

それを願うところ。


今日想った事。

約1500年前という途方もない過去。

それがごく1部とはいえ今に残っている。

今から1500年後。

ここ佐賀で一体何が残っているのか。

負の遺産のみ。

そんな事にならないよう。

小泉氏来佐 「解散、年内どころか月内か

小泉進次郎氏も福岡資麿氏も私より年下。

福岡資麿氏の言う「自民党は若返った」

その発言に異論がありますが、

若い方々で政治を引っ張って行く必要。

ただ選挙に行く人々。

この先、結果として若者より年寄りばかり。

2020年の人口ピラミッド

総務省 統計局人口ピラミッドより

数では負けていない20歳以上の若い世代。

ただ選挙で選ぶ議員は世襲ばかりの議員候補達。

隣国を笑っていられない事態。

暴走老人対若手世襲議員

そんな選挙構図になれば、

まだもう少し議会制民主主義を信じてみようと。


鳥栖市 装飾古墳石室一般公開

2012年11月11日(日)

10:00~12:00、13:00~15:00

田代太田古墳(田代本町1370番地)

ヒャーガンサン古墳(弥生が丘七丁目梅坂公園内)

入場料、参加料無料

鳥栖市教育委員会

生涯学習文化財係(0942-85-3695 )

※見学会当日は市役所当直(0942-85-3500)