さがの日々

佐賀市で暮らす筆者の主に食に関するブログです

沈みゆく帝国 スティーブ・ジョブズ亡きあと、アップルは偉大な企業でいられるのか

今日は曇り空。

雨が降りそうで降らなかった佐賀市。

終日、涼しさ。

夜になっても。

 

今日の仕事が休み。

家族で福岡、マリノアシティーとホークスタウンまで。

驚いたのは、ホークスタウンの閑散さ。

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時の流れを。

 

夜になりようやくこちらを読み終わり。

「沈みゆく帝国 スティーブ・ジョブズ亡きあと、

 アップルは偉大な企業でいられるのか」 

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6月18日日経BP社より刊行。

Amazon.comで事前予約し発売日に発送され2日後到着。

 

ジョブス氏時代は触れられる事が少なかった話も多く、

特に中国における生産現場での現状。

そしてこれもあまり表に出てこない、サムソン会長の話。

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韓国経済.com

さらに、Apple新CEOクック氏の生まれ故郷での逸話。

本題以外に至る過程も丁寧。

 

そして核心は、

ジョブス氏亡き後、傲慢な巨人となったAppleはどうなるのか。

・女工哀史(中国での生産現場の劣悪な現状)

・不毛な法廷闘争(サムソンとの特許侵害裁判)

・議会対策(租税回避)

・生まれないイノベーション(iPad以降の新製品)

それらからAppleの近未来を丁寧に解き進めた、結論。

 

死を解明しようとするGoogleとiPhone5sを発売するApple。

どちらが「世界を変える」?

 

個人的に、大変興味深く拝読。

何かに偏る事もなく、読み応えのある内容。

ある見方をすれば、確かにこの通りなのだろうと。

 

Appleというトップを極めた企業。

どう考えても、この先は下り坂。

流行り廃りで使っていた人は使わなくなくなるでしょうし、

マスコミも今後は否定的な論調。

 

それこそ、私が好きだったApple。

早くそんな時代が来るよう。

 


沈みゆく帝国 スティーブ・ジョブズ亡きあと、

アップルは偉大な企業でいられるのか 著:ケイン岩谷ゆかり

日経BP社

2160円(Amazon.com.jp)