今日は晴天。
きれいな青空が見られた佐賀市。
若干、白んでいるものの。
今日から2泊3日で宮崎出張。
早朝5:30に出発し佐賀大和インターから人吉インター。
その後、219号線をひた走り、こちらまで。
300を超える古墳群。
その一帯が整備され大変きれいな公園。
これからの季節はコスモス。
残念ながら今ひとつの段階でしたが。
初めて伺いましたが、整備が行き届いており緑が大変きれい。
点在する円墳もただの小さな丘と言ってしまえばそれまでですが、
中には大変大きなものも。
男狭穂塚(おさほづか)・女狭穂塚(めさほづか)
写真は女狭穂塚(めさほづか)
九州最大の前方後円墳。
宮内庁管理の陵墓参考地(りょうぼさんこうち)
いわゆる皇室関係者の墳墓ではないかと考えられる古墳。
こちらの場合は皇室関係と言いましても、
日本神話に登場する女神、木花咲耶姫(このはなさくやひめ)
と言う事で立ち入り禁止。
神話上の神様の墳墓。
まぁ、微妙。
私が感心したのは、こちら。
第3古墳群111号墳。
地下式横穴墓(ちかしきよこあなぼ)と呼ばれる、
南九州、宮崎、鹿児島独特の埋葬方式。
その内部を調査後密閉しカメラで公開。
さらに感心したのはそのシステムと共に、
見学室が大変きれいな点。
こちらは「鬼の窟(いわや)古墳」
特徴的な二重の堀。
石室内部は整備され公開。
この古墳群の展示館となる宮崎県西都原考古博物館
今年で開館10年となるそうですが、
外観と共にスタイリッシュな展示方法。
見た目は雰囲気があるものの、若干暗過ぎるのと、
迷路的で分かりづらい気も。
とにかく明るく広々とした公園。
散策されている方々、福祉施設の利用者さん達、
小さな子どもさん連れの方からご年配の方まで、
様々な方々が集う公園。
佐賀にはない、素晴らしい空間。
結局は大昔のお墓の集まり。
忘れ去られるより、人々が集う場所となれば幸い。
そんな気が。
宮崎県立西都原考古博物館
宮崎県西都市大字三宅字西都原西5670
10:00〜18:00
0983-41-0041
無料
10月・11月の休館日
10月:6日、9日、10日、14日、20日、27日(10月13日は開館)
10月9日、10月10日は、特別展準備のため休館。
11月:4日、10日、17日、25日(11月3日、11月24日は開館)