今日も薄雲が広がるものの、
良い天気。
日差しも強く初夏の様相。
麦刈も終盤、
紫陽花が徐々に咲き出した佐賀市。
今日の仕事終わりはこちら。
「マクドナルド」
今日、25日から発売開始された新商品。
「ベジタブルチキンバーガー」
私は失くなりゆくものが好き。
何となく、
この先、先細り感、大なマクドナルド。
その新製品。
興味。
「野菜」を意識させる紙包装。
開けてみれば意外な程、ボリューム。
比較的大切りのレタスと、
マクドナルドにしては厚いトマトの相乗効果。
メインのチキンバンズは、不思議な食感。
つくねとも異なりナゲットとも違う。
あえて例えれば、固めの豆腐ハンバーグ。
さらにその感想を補完するのが、味付けの弱さ。
マクドナルド製とは思えぬ程の味の軽さ。
オレンジ色のソースも、
鮮やかな発色に比して軽め。
確かに意欲作。
マクドナルドの基本、ハンバーガーの対極。
「マクドナルドの世界」の中で、
野菜をイメージさせる商品。
ただ、野菜=健康と解するのなら、
そもそもそのようなお客さんは、
マクドナルドには興味がない。
ピーター・ドラッガー氏は、
「企業の目的は顧客の創造」と説きましたが、
マクドナルドが約45年に渡り作り上げたその顧客は、
果たしてこのような半端な野菜感に満足するのか。
マクドナルドの低迷は、
品質管理以前に、
その顧客を満足させられる商品提供が少なくなってきたから。
ならば作るべきは、
野菜的、健康的商品ではなく、
ファストフードの極み。
高カロリー低価格。
身体に悪いのは当たり前。
そう割り切れる商品。
例え、時代の流れに逆行しようとも、
マスコミから叩かれようとも、
自らが作り出した顧客は振り向いてくれる。
そう個人的に。
ベジタブルチキンバーガー
340円(佐賀価格)
マクドナルド