さがの日々

佐賀市で暮らす筆者の主に食に関するブログです

ベジタブルチキンバーガー

今日も薄雲が広がるものの、

良い天気。

日差しも強く初夏の様相。

麦刈も終盤、

紫陽花が徐々に咲き出した佐賀市。

 

今日の仕事終わりはこちら。

「マクドナルド」

 

今日、25日から発売開始された新商品。

「ベジタブルチキンバーガー」

f:id:hishi07:20150525220835j:plain

私は失くなりゆくものが好き。

何となく、

この先、先細り感、大なマクドナルド。

その新製品。

興味。

ベジタブルチキンバーガ 包装紙

「野菜」を意識させる紙包装。

開けてみれば意外な程、ボリューム。

比較的大切りのレタスと、

マクドナルドにしては厚いトマトの相乗効果。

メインのチキンバンズは、不思議な食感。

つくねとも異なりナゲットとも違う。

ベジタブルチキンバーガー

あえて例えれば、固めの豆腐ハンバーグ。

さらにその感想を補完するのが、味付けの弱さ。

マクドナルド製とは思えぬ程の味の軽さ。

オレンジ色のソースも、

鮮やかな発色に比して軽め。

ベジタブルチキンバーガー バンズ

確かに意欲作。

マクドナルドの基本、ハンバーガーの対極。

「マクドナルドの世界」の中で、

野菜をイメージさせる商品。

 

ただ、野菜=健康と解するのなら、

そもそもそのようなお客さんは、

マクドナルドには興味がない。

 

ピーター・ドラッガー氏は、

「企業の目的は顧客の創造」と説きましたが、

マクドナルドが約45年に渡り作り上げたその顧客は、

果たしてこのような半端な野菜感に満足するのか。

 

マクドナルドの低迷は、

品質管理以前に、

その顧客を満足させられる商品提供が少なくなってきたから。

 

ならば作るべきは、

野菜的、健康的商品ではなく、

ファストフードの極み。

高カロリー低価格。

身体に悪いのは当たり前。

そう割り切れる商品。

 

例え、時代の流れに逆行しようとも、

マスコミから叩かれようとも、

自らが作り出した顧客は振り向いてくれる。

 

そう個人的に。

 


ベジタブルチキンバーガー

340円(佐賀価格)

マクドナルド