さがの日々

佐賀市で暮らす筆者の主に食に関するブログです

石井樋

今日も薄曇ながら明るい日差し。

30℃を越す日中ながら、

夕方からは涼しい佐賀市

今日は仕事が休みで、

午後から息子くんと2人でおでかけ。

息子くんの希望はいつものごとく、

デオデオゆめタウン佐賀そして佐賀駅(苦笑)

言う事は聞かずに最初にこちらへ(笑)

石井樋公園

「いしいび」と読みます。

大和ジャスコの嘉瀬側沿い。

ゴルフ場の先に「さが水ものがたり館」が見えますが、

その西側一帯。

石井樋とは、

「石造りの水の取り入れ口」という意味らしいのですが、

ここでは、この施設全体をそう呼称しています。

簡単に説明すると、

嘉瀬川の水を多布施川に流す役割がある治水施設。

それも400年も前の(驚)

「さが水ものがたり館」の駐車場に車を停め、

しばらく川の方へ歩くと巨大な「大井手堰」が見えてきます。

写真では小さいですが、

真ん中に見えるドアストッパーみたいな石積み。

ここまで歩いて行け、

水も浅いので良い遊び場。

多量の砂が印象的でした。

そして高い場所に「番所」と呼ばれる建物も復元されており、

ここから見回すとこの巨大施設が一目瞭然。

特に流れを緩め砂を止める「象の鼻」「天狗の鼻」と呼ばれる

石積みの仕組みが大変良く分かります。

無論息子くんにはそんな事興味はなく、

「虫いないねぇ」とか

「もうかえりたくなっちゃった」等申していましたが(苦笑)

帰りに「さが水ものがたり館」へ。

中には、この石井樋全体の模型。

ボタンを押すとピカピカ光るやつです(笑)

もう出来てから4~5年位経つと思いますが、

大変きれいで冷房完備。

どちらかと言えば、

先にこちらで勉強してから、

川に出た方が良いですね(苦笑)

400年以上経った今でも水は重要な問題。

佐賀でも城原川ダムが話題になっていますし、

全国的には、八ツ場ダムが話題。

果たして400年後の人々から、

評価されるような深い思想で計画された様には思えません。


さが水ものがたり館

佐賀市大和町尼寺(石井樋公園内)

0952-62-1277

10:00~17:30

月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)

年末年始(12月29日~1月3日)休館