今日は雲の多い1日。
時折晴れ間が見えた他、寒さは厳しく。
早いものでもう1月も終わろうとしている佐賀市。
今日の仕事終わりはこちら。
普段カップ麺新製品が並ばないセブンイレブンでも、
全国発売翌日に佐賀市でもその姿。
一見して笑ってしまうその大きさ。
戻し時間はやはり3分。
ただし、必要とするお湯の量は500ml以上(笑)
久々笑いを取れる新商品。
プランターの様な容器。
ペットボトル1本分以上必要とするお湯の量。
胃の「完食は無理だな」
そう言う声が聞こえてくる程の麺の量(笑)
深い底。
最近のバラエティー番組の様にではなく、
誰も傷つけず誰も見下さず、
単純に笑える数々。
3分待ち出来上がると、懐かしい情景。
黄色がやたら映える玉子。
人工物の中で唯一生き物を主張している大振りエビ。
彩りの為に入っているネギ。
赤、青(緑)、黄色。
慣れ親しんだ日本らしさ。
そしてあのダイスミンチ。
あの頃より若干大きく不格好な。
あの味。
40年前の70年代。
凄いじゃないかと思わせた日本。
それからの80年代、
世界の中心なんじゃないかと思わせた日本。
その頃生まれ育ったカップヌードル。
それをこの2012年。
大きくただひたすら大きく表現。
底へ向かって果てしなく落ちて行く日本と重ね、
ただただため息。
今日想った事。
そんな事考えながら、
これを食している人っていないと思いますが、
これ開発と言いますか、
企画された方はどんな想いだったのかなぁと。
製品自体は、ただ大きくただ量が多いだけなのですが、
今のカップ麺に入っているコロチャーではなく、
あの「四角い肉」を入れたあたり、
何かあの時代に想いがあるのではないのかなと。
あの時代と、この大きさに。
あの時代から続く今の時代。
高度経済成長期の惰性の終わり。
この終わりは、
石油に依存せず、
原子力にも依存しない時代の始まり。
ただそれは底まで行かねば始まらず。
まだまだ下り。
底へ落ちる途中。
そんな気が。
40周年記念商品 「カップヌードル キング」
218円(セブンイレブン)