今日は曇り。
日中も雲に覆われた佐賀市。
夜になって薄い雲の奥に明るく光る月。
一段と寒く感じる冬の夜。
今日は仕事関係の不幸事で唐津まで。
でこちらにも。
「関東軒」
大変有名な同店。
メニューはこんな感じ。
看板にも記載されている「支那そば」が人気。
支那そば。
一見して大変きれい。
軽い茶色の醤油風味。
風味と言えるほどのすっきりした味わい。
基本がしっかりしている感大。
そして厚いチャーシュウはまさしく煮豚。
具材として申し分のない王道。
さらに麺。
大変柔らかい四角い麺はかるい縮れがあり、
スープによく絡む。
流行のラーメンとはまったく異なる時代感。
まさしく戦前の「支那そば」のイメージ。
この「関東軒」の名。
醤油味から東京を含む「関東地方」を思い起こさせますが、
そうではなく戦前の満州で食堂を営んでいたご主人のお父さんが、
麺作りを習った製麺所の屋号との事。
ここは「唐津」
「唐」は大陸。
「津」は港。
大陸へ渡る港。
店を出ててしばらく冷たい風に吹かれながら、
祖父が行きたかった、そして私も行きたかった「満州」に想いを。
関東軒
ラーメン 600円
唐津市和田本村2-1
11:00~17:00
不定休