さがの日々

佐賀市で暮らす筆者の主に食に関するブログです

王塚古墳特別公開

今日は曇り。

明るい白い雲に包まれた佐賀市

午前中は風も強く肌寒かったですが、

午後からは気温も高く暖かな日中。

今日はこちらまで。

「王塚古墳

福岡県は嘉穂郡桂川町にある装飾古墳

朱塗りの石室の全体に、

色彩鮮やかな幾何学模様。

春と秋、年2回一般公開される、

国の特別史跡

この土日が春の一般公開日。

同時に遠賀川流域の古墳群も公開。

王塚古墳前には、

地元の小学生がコーヒーやタケノコの販売。

また婦人会はおにぎりやお惣菜、地元野菜の販売。

古墳公開に合わせ地元の小さなお祭りに。

古墳前の受付で、

名前と住所を書き見学証を受け取りしばらく待機。

その間、ボランティアのおじいちゃんが色々と説明。

そしていよいよ中へ。

チブサン古墳に比べさらに規模の大きな設備。

石室前の観察室はかなり広く、

ガラスも大きく中が見やすく。

全体像はこんな感じ。

写真は王塚装飾古墳館HPより

ガラス越しに石室を。

補強する為のパイプが太く、

その後ろが少々見づらく残念。

また全体的に色あせており、

特に開口していたという向かって右側は、

ほとんど判別不可能。

前室後壁右側は思っていた以上に、

牛や円形の模様が見られますが、

奥の後室は朱塗り以外はよく判らず。

写真はレプリカ

ただ6世紀に作られたとの事ですので、

1500年前の遺跡。

そう考えれば、

地元の方々の努力もあり大変立派な保存状態。

チブサン古墳でも感じましたが、

古墳内の石室の形と朱色は心の奥に響く何かを。

それを感じさせてくれるのも、

保存されているからゆえ。

その後隣接する「王塚装飾古墳館」へ。

円形が特徴的な展示館。

中央に実物大の石室を再現。

あまりにも色鮮やかな小宇宙。

天には星。

地には幾何学模様。

忘れ去られたあの世とこの世のつながり。

その他装飾古墳が作られた時代説明や、

日本の代表的な装飾古墳8基と大陸の代表作1基の、

ミニチュアが展示。

これがなかなかの出来具合。

分かりやすく各地の装飾古墳が理解できます。

帰りのラジオニュースでは、

福島第一原子力発電所のニュース。

後世に残る物として、

あまりにも重すぎる存在。

全国各地で大地震が発生する可能性が、

僅かでもある以上、

やはり原子力発電所は、

耐用年数が過ぎたものから廃炉

そう決めるべき。

たとえ使える電力が減っても。


王塚装飾古墳

大人  310円

中高生 150円

小学生 100円

福岡県嘉穂郡桂川町大字寿命376番地

0948-65-2900

9:00~16:30

月曜日定休(月曜日が祝日の場合はその翌日)

及び12月28日~1月4日