今日は晴れのち曇り。
かなり暑さを感じた佐賀市。
夜になっても続く湿度の高さ。
秋がまた少し遠のき・・・・
先だって、
こちらを。
「アド・アストラ」
平日の10:00過ぎの上映時間。
それにも関わらず15名程のお客さん。
佐賀では珍しい程の多さ・・・・
ストーリーは上記。
少々、見た印象とは異なるまとめ方。
軌道エレベーターからの落下シーンから、
立て続けに月、火星、海王星までテンポよし。
リアルな描写と、
芸術的な光の使い方。
ただ終盤。
海王星軌道から、
地球までは少々無理があり、
いくらなんでも、
そりゃないだろうと・・・・笑
そんなシーンもありますが、
一番印象的なのは主役のブラッド・ピット。
最後まで、ブラピだらけ(笑)
特にアップが多いのは特徴的。
仕事を完全無欠にする事で、
人間性の欠如を補う主人公ブラット・ピット。
自身の仕事を完全無欠にする為に、
他者の犠牲を厭わない父、トミーリージョーンズ。
この2人の人間性の回復が、
大きなテーマ。
そしてそれに大きく関わるのが、
もうひとつのテーマ「リマ計画」
その結論。
人はなぜ自分自身の中で、
完結してはいけないのか?
人はなぜ他者と繋がらなければならないのか?
リマ計画とは、
海王星軌道から全宇宙を探査し、
生命体の痕跡を探す事。
簡単に言えば宇宙人探し。
トミー・リー・ジョーンズが、
心を壊した原因がその結論。
「全宇宙に知的生命体の痕跡はなし」
「生命体の存在する星は地球のみ」
人は宇宙の中で孤独。
人を教え導いてくれる宇宙人などいない。
人が楽に住める星は地球以外にない。
なので人同士、
繋がり合わなければならない。
人同士、助け合わなければならない。
他者を認め他者を助け、
他者に助けられ共に・・・・
映画の結論をそう考えると、
自ずと我々の進むべき方向が見えてくる気が・・・・
アド・アストラ
ジェームズ・グレイ監督
ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ