今日は晴天。
日差しは暖かく、
風は冷たく。
穏やかな正月休み続く佐賀市。
ここ数日、映画一気見。
私を除く家族は皆、
バラエティー番組に大笑い。
それはそれで良いのでしょうが・・・・
と言うことで、
ちょっと古い映画を4本レンタル。
「2004年公開ヴィレッジ」
「2008年公開ブラインドネス」
「2009年公開エスター」
「2010年公開シャッターアイランド」
この中で最も心に触れたのは、
「シャッターアイランド」
監督は「最後の誘惑」
「沈黙」
のマーティン・スコセッシ氏。
物語はサスペンスミステリー。
絶海の孤島にある精神科隔離施設。
そこで突如姿を消した患者。
それを捜査に来た連邦保安官。
主演はレオナルド・ディカプリオ。
テンポの良い展開。
ディカプリの中で大きな存在の妻、
ミシェル・ウイリアムズ。
何かを隠している医院長、
ベン・キングズレー。
最後の大舞台は灯台。
「モンスターとして生きるのと、
善人として死ぬのとどっちが幸せかな?」
病んだ心を上手に表現している世界観。
精神疾患を持つ人の考え方。
それを感じさせてくれる秀作。
現実を忘れさせる下らぬバラエティーも、
人が心の闇に落ち込まない為の
方法のひとつ。
そうも言えないことはない正月休み。
まだまだ続くバラエティー・・・・
そしてもうひとつ。
私たち、1970〜80年代に生きた人々には、
このバラエティー。
私もリアル五島勉氏世代。
真剣に読んだ記憶。
氏の最後。
「終末を思え、終末の先を切り開け、道は開かれる」
良い言葉。
シャッターアイランド
マーティン・スコセッシ監督
パラマウント映画